「国家の罠」を読んでから、なぜか鈴木宗男さんのブログを読んでしまうのですが、郵政民営化関連で、
16日の東京新聞2面の囲み記事で、鴻池祥肇参院議員はホームページで片山虎之助参院議員を「郵政公社を作って改革を始めた初代総務相、今、民営化の必要があるのかと言っていた人」「おれも民営化反対だけど、このさい賛成しておこう君も頼む、これ説得力ありませんよ」と攻撃したと書かれている。とってもわかりやすく、片山氏の反論を聞きたいものである。片山氏は岡山県笠岡市内での講演で「解散したら自民党は分裂選挙になる。自民党は負けて野党に転落する。そうなっていいのか。」と、語っているがそこまで心配するなら、何もあわてて法案成立をはかる必要があるのか、と問いたい。
と書かれていました。そういえば、日曜日のサンデープロジェクトだったかな、片山虎之助さんが出られていましたが、2(3?)年前、郵政公社にする法案を可決した時に総務大臣だった片山さんの考えを聞かれて、やはり郵政公社の4年の成果を見ずに民営化することに疑問をもたれているようなお返事をされました。そんな方が立場上とはいえ、小泉さんのあの性格だからしょうがない、このままだと分裂選挙になる、今は郵政民営化に賛成しておけば良い、というのはおかしいです。片山さんたちが説得すべきは、否決されたら解散だと言っている小泉首相の方ではないのかと思ったのでした。
否決されたら解散に賛成の人が多かったという世論調査の結果が発表されていましたが、これは小泉首相の考えに“賛成”なのではなくて、そんなごちゃごちゃするくらいなら解散したほうがいい。もう首相もかわって!というような“賛成”ではないかと思いました。世論調査も聞き方次第で結果が違うし、それを伝えるTVも解説次第で意味がかわってくるものだと思ったのでした。