2005年08月31日

山崎養世さんの山崎通信を転載します。

 さっきまで絶望的な気持ちで、いただいたコメントにもお返事が書けないくらい、暗い気持ちでしたが、夕方、山崎養世さんのメールマガジン 山崎通信 が届き、救われたような気がするので、ここに転載させていただきます。山崎さんのブログにUPされるまで、いつも数日かかるみたいなので・・ 選挙投票日まで時間がないので、少しでも多くの方に読んでいただきたいと思います。

 どうして、絶望的な気持ちになっていたかは、また、家に帰ってから書こうと思います。まだ、仕事場なので・・・

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____山__崎__通__信_______________2005.08.31_
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 『山崎通信』読者様

 号外をお送りいたします。
 いつにも増して長い山崎通信となってしまいましたが、是非ご覧になって
 みて下さい。

 お知り合いの方にも、このメールを転送いただければ幸いです。


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┃パフォーマンスということば
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かつて会社を経営していたときに、一番大事なことは実績でした。どんなに素晴らしい計画を立て予算を計上しても、実績が伴わなければ何の意味もありません。あるビジネスモデルを他の分野に応用するときも、すでに実施した分野での実績が重要です。もし、関連した分野でのビジネスモデルに実績が出ていないときは、ビジネスモデル自体の有効性を問い直すのは民間企業では当たり前のことです。

政治の世界では、そうした民の世界の常識がどうも通用しないようです。決算よりも予算が重視されます。実績よりも理念やスローガンや「パフォーマンス」が重要になります。パフォーマンスという言葉からして、英語では政治分野で使えば「実績」という意味なのに、日本政治の言葉になったら「しばしば実態とは関係のない、大げさな行動」に変わりました。確かに政治は政(まつりごと)であり、祭りでもあるのでしょう。しかし「官から民」というスローガンを掲げている経済政策の分野では、スローガンよりも実績と実態に基づいた判断が行われるべきではないでしょうか。結果によって影響を受けるのはまず国民と企業の懐なのですから。
これからの日本の方向を決めていくはずの郵政民営化の目的は「官から民へ」お金の流れを変え、特殊法人に郵貯や簡保に集まったお金が行かないようにすることでした。なぜなら、特殊法人が損を出し続け、それを財政赤字で埋め、最後は国民が負担するという今の財政のやり方を変える、というのが小泉さんの主張でした。この主張には大賛成でした。そのために小泉政権が実行したのが道路公団民営化であり、これから実施するのが郵政民営化です。つまり、2つの民営化は、同じ目的のために同じビジネスモデルを同じ経営者が行なうものとみていいでしょう。ビジネスの世界なら、道路公団民営化の実態と実績を、これからの郵政民営化への重要な判断材料にするでしょう。まして、あと1ヶ月で民営化される道路公団のナンバー2と3が逮捕され、道路公団自体が談合という国民への背任横領罪の主役であり、財界を代表する企業と一緒に世間を欺いてきたことが明らかになったのです。談合とは必要以上に経費を支出し、見返りに天下りなどの個人の利益を得ることですから、税金を投入した国民と高い料金を払った利用者への背任・横領の犯罪行為の疑いが濃厚です。小泉さんが任命した財界出身の総裁は、まったく知らなかったそうです。上場企業であれば上場廃止、会社の解散に当たりそうな事態です。小泉流民営化はうまくいくのでしょうか。道路公団で起きていることを今真剣に考えるべきときではないでしょうか。

ところが、政治の世界では道路公団民営化は忘れたいことのようです。小泉さんも他人事のようです。ご参考までですが、そんな嘆かわしい風潮の中で、道路関係四公団民営化推進委員であった川本裕子さんが、道路公団民営化の実績についてきちんとした評価を行っています(日本経済新聞社刊、2005年6月22日発行、八代尚宏編『「官製市場」改革』第三章、高速道路事業の「民営化」問題)。

最近発表された民主党のマニフェストは、改めて高速道路無料化と道路公団廃止を約束しています。民主党案は「高速道路の債務返済と道路の維持管理に必要な年間2兆円は、約9兆円の現在の道路予算から振り替える」としていますが、これでは高速道路を使わない人にも負担させることになり、受益と負担が不公平ということになります。以前から指摘しているように、日本では、高速道路利用者から徴収した分のおよそ3兆円にも上る道路財源(9種類の税金)を、米英独などのように高速道路の整備に回さずに、そのほとんどを高速道路以外の一般道路の整備に使っています。その上で3兆円近い通行料金を徴収しています。高速道路利用者から税金と料金の二重取りをしているのです。だから、米英独で高速道路が基本的に無料なのに、日本ではいつまでも世界一高い料金を取り続けるのです。したがって、民主党が「高速道路で徴収している3兆円の税金のうち2兆円を高速道路無料化に使う」といえば、受益と負担が一致することがはっきりするのです。

つまり、高速道路無料化とは、今すべての道路利用者から取っている税金の範囲内で一般道路も高速道路も作り、過去の高速道路を作るための借金も返してしまう、ということなのです。それでは道路が十分に作れないという声が上がりそうですが、日本とほぼ同じ国土面積のドイツと比較すると、日本の道路延長はドイツの約2倍以上です。高速料金がなくても9兆円という道路財源は、ドイツの3倍、イギリスの11倍にも上ります。つまり、日本は道路投資額において先進国トップクラスの財源を持ちます。すでに世界一の道路を持つ日本が、高速道路を無料にしたあとでも、総税収の4分の1にもあたる巨額のお金を相変わらず道路につぎ込む必要があるのでしょうか。年金や介護、教育、少子化対策などのもっと緊急の分野があるのではないですか。この程度の改革ができなくて何が改革なのでしょうか。

結局、道路公団問題も、財政投融資の「出口」の問題も解決できなかったのです。道路公団を廃止して出口をなくすのではなく、形だけ株式会社に変えた特殊法人が、税金と通行料金の二重取りをしながら高速道路を作り続ける仕組みが温存されました。それを可能にするのが財務省からの信用供与です。民営化後も道路公団は政府保証をつけてもらいます。ほかの特殊法人は、財投債(以下「財投国債」)を発行して集めたお金を財務省が貸してくれますからお金の心配は要りません。損が出たらもっと貸してくれます。民営化しても経営内容を上場企業のように公開する必要もありませんから、ムダ遣いやリベートや癒着の温床です。国会の追及も外部株主や証券取引所の追及もない国100%保有の株式会社という、一層都合のいい特殊法人になります。いくら分割民営化し、トップに民間人を持ってきたところで、現在の総裁のように「私は何も知りませんでした。」ということにならないでしょうか。そもそも今回の談合には財界代表の企業も多く参加しています。財界から経営者を送って一緒に隠蔽工作をするのでしょうか。将来の犯罪者を作るような人事に加担しないほうが賢明でしょう。

小泉民営化全体に戻りましょう。結局、最初の民営化である道路公団民営化の実績は、特殊法人の損失垂れ流しと腐敗した経営を温存し、財政赤字を膨らまし続けます。財政投融資の出口の改革はできませんでした。それでは、今の郵政民営化法案で「官から民に」お金が流れ、財政赤字が減るのでしょうか。答えはノーです。小泉政権ができた2001年から財投国債という特殊法人のための国債が発行され、今では122兆円、国民一人当たり約100万円もの借金をしています。この国債を、郵貯だけでなく年金や個人や銀行も買っています。民のお金を財務省が吸い上げて特殊法人に流す仕組みが確立しています。郵貯が民営化して銀行になっても買い続けるでしょうし、郵貯銀行が買わなければ、国債ですからいくらでも他の投資家を見つけられるのです。ですから、郵政民営化で「官から民へ」お金の流れが変わるというのは、ブラックジョークです。小泉政権は、財投国債という国民の借金で「特殊法人へのお金の流れを拡大した」政権なのです。

郵貯から特殊法人へのお金の流れを止めるには、郵貯が財投国債を買うのを禁止すれば可能です(もちろん財投国債以外の国債は引き続き買えます)。この条項の入っていない郵政民営化法案は、舵を失った船のようなものです。漂流を続けるでしょう。さらに、特殊法人のムダ遣いとリベート体質を改善するには、財投国債を廃止し、最終的には財政投融資という制度自体を廃止すべきです。国が特殊法人にいくらでもお金を貸すことを止め、特殊法人が自分で格付けをとって債券を発行し、市場と投資家が経営を監視することです。そうすれば、会計も透明になり、債券投資家への説明責任が発生します。債券の返済能力以上に収益性が高くなりうる法人は、民営化し株式上場して株式市場からも監視される体制に移行すべきでしょう。借金を自分で返せない特殊法人の経営者は、格付けの低下、債券価格の低下という形ですぐにわかります。経営改善が進みます。債券を自分で発行できない特殊法人は、廃止するか一般会計の事業として存続させるか選択します。財政の透明性は向上します。財政赤字の根源である財政投融資をなくしてこそ、官から民へお金が流れます。郵貯が財投国債を買うのを止めるのが、その第一歩になるでしょう。

今の郵政民営化法案の中身を見ると、道路公団民営化法案とそっくりです。特殊法人へのお金の流れは止まりません。半官半民の中途半端な会社が2017年にできます。それまでは、2007年に銀行業に進出する国100%保有の株式会社ができます。規制が外れて増殖しそうです。何より問題なのは、民間で銀行と保険と運送宅配事業を兼営しているところはないのに、郵政民営化会社には認めていることです。将来、この会社の膨張は問題だ、国策会社は不公平だという声が民間から上がるでしょう。本当に民営化するなら、三事業は完全に分離し、株式は直ちに完全に民間に売却するべきです。そうなれば、競争原理と収益原理から全国一律の郵便料金や過疎地の郵便局は維持できなくなります。ところが、それはできないということになりました。ここで道路公団と郵政事業の違いが出てきます。高速道路の料金所がなくなればほとんどの人はうれしいでしょうが、郵便局がなくなれば困る地域が多いということです。

我々現代の日本人は明治時代に郵便制度を作ったときと同様の難問に突き当たっているのです。郵便局を全国で整備するには郵便事業の収益だけでは足りません。何か他の事業を行って収益を上げる一方、コストを分担するしかないのです。日本は明治8年に為替と貯金業務を始め、大正5年に簡易保険事業を始めました(こうした事情はほかの国でも同様です。世界の郵便連合に加入する190カ国の中で郵便事業を民営化しているのはわずか一桁です。アメリカでも郵便は国営で、全国でサービスを維持するには民営化では不可能と判断されました。また、多くの国でも他の事業を行っています。バス事業などを行うところも多くありますが、金融事業を行うのが一般的です)。

郵貯・簡保・年金のお金を財務省が吸い上げて特殊法人に貸し付ける財政投融資の仕組みができたのは昭和26年のことです。戦後復興の資金が足りない時代でした。この制度ができてから、郵貯と簡保は飛躍的な発展をとげました。財務省は国債金利を上回る金利を郵貯と簡保に保証したからです。無料の国家保証であること、税金を払わないことなどの恩典もあります。さらに、1980年代以降は、定額貯金という商品が人気をよびました。金利が上がれば途中解約しても金利が付いて有利に預けかえられるという、貯金者がただでオプションをもらえる仕組みが付いています。リスクを財政に転嫁できる仕組みです。さらに貯金の限度を1,000万円まで引き上げ、口座をいくつも持つような富裕層の資金を集めました。国民の零細貯金のニーズを吸収するという郵貯本来の目的を大きく逸脱したのです。しかし、こうした大盤振る舞いを可能にした財務省からの有利な金利の源泉である特殊法人への貸付は、実は大幅に焦げ付いていました。しかし、かつての民間の不良債権問題と同様に、貸し手である財務省は損失を計上せず、不良債権を先送りしてきたのです。こうして、郵貯には高金利を払い、特殊法人からは貸付が回収できないために、財務省には巨大な損失が発生し財政赤字が膨らみました。これに対して小泉政権が行ったのが、損失を出している特殊法人を処理するのではなく、財投国債という形で郵貯・簡保・年金以外からも特殊法人への財源を広げることだったのです。

こうした経緯を考えれば、あるべき郵政改革および財政の改革は、
1. 財投国債を郵政資金が買うのを禁止する
2. 財政投融資制度を最終的に廃止する
3. 財務省は特殊法人への貸付をやめ、特殊法人は自分で債券を発行する
4. 郵貯の預け入れ限度を大幅に引き下げる
5. 定額貯金を中途解約すれば民間の定期預金同様にペナルティーをつける
6. 郵政事業は税金、預金保険料など民間と同様の負担をする
7. 民間上場企業と同様の情報公開と説明責任を義務付ける
8. 経営効率の大幅改善を図る
ことが主な骨子になるはずです。政府の民営化案には1から5までが欠けています。

さらに、郵便事業を金融事業で補完する必要があること、一方で郵貯の規模を制限することから、三事業完全分離、民間株主100%の民営化は不可能です。郵便局を民間の補完という元の役割に復帰させ、縮小させるためには、形態は株式会社に変えてもよいのですが、業務への制限を残す必要があります。さらに、民間金融の発展のインフラに徹した上で、国債を上回る資金運用を実現するためには、日本の証券化のスポンサーに徹して、日本では未発達の住宅ローン、奨学金ローン、中小企業ローン、プロジェクト・ファイナンス・ローンなどの民間債権を証券化したものへの投資を行うことによって、郵便局に集まった資金が、本当に民間に流れるでしょう。経営が正常になった特殊法人の債券も国債を上回る運用先になりえます。

小泉さんの最大の功績は、「郵便局には問題がある。財政投融資が最大の問題だ。」と他の政治家が言わないときから指摘したことでした。しかし、道路公団民営化と郵政民営化法案の実績と実態を見れば、特殊法人の問題は放置されます。どのような政権ができるにしても、本格的な改革の名に値する法案を出しなおすべきでしょう。

いつにも増して長いブログになってしまいました。申し訳ありません。郵政民営化問題は、複数の連立方程式を一緒に解くようなものです。でも、ここのところを越えていかないと次の時代が来ないと思います。そして、以前から申し上げていますが、まず最大の特殊法人である道路公団の廃止と高速道路無料化を始めることが、国民にとって分かりやすく、また将来が明るくなる改革になります。特殊法人という出口がきれいになってこそ入り口も正常化されるでしょう。

「わかんねえよ」と開き直るワイドショー政治以上の良識を日本に期待したいところです。

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Posted by dke at 20:35TrackBack(1)

2005年08月30日

郵政民営化について、真正面から論議して!

 人気ブログランキングの1位を保ち続けておられる世に倦む日日にTBしておくと、そこから見に来てくれる方が多くなったのか、いやなコメントをいただくことも多くなりました。そこで、

 「郵便局は法人税、事業税は払わないままでよいのですか?なぜ税金も払わずに民間の宅配業者や銀行より有利な条件で事業をつづけているのですか?この1点だけをとってしても民営化反対論者は対抗できないと思いますが」

と 郵便配達員 と名乗る方からコメントをいただいたので、以下のように答えました。

民営化すると必ず法人税を納められるのですか?赤字でも?
たしか、衆議院TVで質疑応答を見ていたとき、竹中さんが民営化しても600億円の赤字になると認められたと記憶しています。ネット上で探してみると、6月6日の共同通信のニュースで以下のように伝えられています。

竹中平蔵郵政民営化担当相は6日午後の衆院郵政民営化特別委員会で、民営化10年目の2017年3月期の郵便貯金銀行の最終損益(税引き前)が600億円の赤字になるとの試算を明らかにした。日本郵政公社のままなら同時期の郵便貯金事業は1383億円の黒字になるとの試算も合わせて示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050606-00000184-kyodo-pol

(続き)

郵政公社は、黒字分を国庫納付金として納めているそうですが、金利引下げによりあれだけ国民から銀行へ所得移転した上、税金を投入した民間銀行はどのくらい法人税を払えているのでしょうか?
早稲田大学の田村正勝教授は、HPで以下のように書かれています。

郵政職員の給与に税金が使われていない。郵政公社が5年間で、1兆円の国庫納付金を納め、これは全金融機関の10年分の法人税総額に相当する。さらに本来国庫が負担すべき年金部分を、現在は郵政公社が負担している。したがって民営化すれば、財政が改善されるのでなく、逆に悪化する。
http://www.waseda.jp/sem-masakatu/main.html

と書かれています。
 
以上、テレビに出る人は、もっと勉強して!と書いた日のブログのコメント欄をご紹介しましたが、コメントした後、間違っていないか不安になり、郵政民営化について本当に“理解したい。”という思いが強くなりました。私は民主党の人が郵政民営化は賛成だと言っているのを聞くと、なぜ、郵政公社ではいけないのか?と聞いてみたくなります。もちろん、改革すべきことは多いのだろうけれど、それは8月13日の世に倦む日日に書かれているとおりだと思います。
 
(以下、抜粋してみます。)
 
郵政改革については二年前に郵政公社法が成立施行されて、公社法に則って公社自らが経営改革を進めることになっている。言われているところの、東京駅前に中央郵便局の建物があるから交通渋滞の原因になっているとか、特定郵便局の世襲制の問題とかは、現行の公社法の枠内で改革を進めて行けばよい話であって、何も無理に郵政民営化法まで持ち出す必要のある問題ではない。事業内容の拡大や変更については、四年間の郵政公社の経営実績と業務改善を見て、そこで判断すればよい問題であった。
(抜粋おわり)
 
 今日の世に倦む日日は、郵政民営化とは本当は何なのか と書かれていますが、民主党ほか小泉自民党に反対するところは、もしかしたら、この点を真正面から議論するのが良いのではないかと、最近、テレビを見ながらよく思っていました。小泉さんの 郵政民営化是か非か を争点とする、との主張に逃げないで、まっとうに(国民新党の方々がよく使われる)論戦をはった方が国民のためになるのではないでしょうか?私たち女性をはじめ、IQの低い人扱いされている層も中身をきちんと知れば、小泉さんに賛成するとは到底思えないのです。
 
 ホリエモンのことも書いてみたかったのですが、お昼休みが終わってしまったので、またにします。ホリエモンは、地元の西京銀行といっしょにライブドア銀行を作り、現在、認可を申請中と聞きます。西京銀行の頭取さんとお話しする機会があり、順調に進んでいます。とのことでした。
  
Posted by dke at 13:28Comments(8)TrackBack(6)

2005年08月29日

アジ演説で小泉自民党を検証して

  昨日、世に倦む日日の「倦む」の読み方は「あぐむ」だったんだ、と書いたら、 南海仙漁さんとモジモジさんから「うむ」と読むのでは?とコメントをいただき、そうかもしれません、とお返事しました。ここで訂正しておきます。

 その南海仙漁さんの蛍雪日記を読むと、今日の世に倦む日日にアジられて・・・、と書かれていました。「倦む」の読み方に続いてまたまた疑問、あじられて ってどういう意味だろうと思っていましたが、そのままにしていたら、今日の昼のテレビ朝日の番組で中西 礼さんが、小泉さんはアジ演説が上手だが、他の政党はみんなお行儀がよすぎる。もっと、小泉さんの郵政民営化はここが悪いとか、弱点をついた話を国民にすべきではないか、と言われていました。そこで、司会者がアジ演説ってなんですか?と聞かれたので、無知なのは私だけではない、と思いほっとしたのですが、中西さんがアジですよ、アジテーションですよ、としか言われなかったので、ネット上で検索してみると

(1)そそのかすこと。扇動。
(2)社会運動で、演説などによって大衆の感情や情緒に訴え、大衆の無定形な不満を行動に組織すること。アジ。

とのこと。そこで、そう、それが小泉自民党以外の政党に言いたかったの!中西さんに賛成!と初めて納得したのでした。その上で、今日の世に倦む日日を読み返してみたのですが、そう、そのとおり、もっと小泉自民党が何をしてきたか、をあげつらわなければいけないのだ!アジらなければいけないのだ!と確信したのです。(世に倦む日日では、こんな下品な言い方はされていないのですが・・)

 そこで、いろんなブログをめぐっていて見つけた小泉さんの盟友山崎さんの人間性を表す、ショックなビデオがあったので、紹介しておきます。山崎さんの元愛人の方の外国記者クラブでの記者会見ですが、ビデオニュース・ドットコムの下から5番目です。これを見て私は、ものすごい嫌悪感を覚えました。そして、こういう方が出てきてしゃべられなければならないような権力とメディアとの癒着に腹がたちました。そして、小泉さんは山崎さんがそういう人だとわかって、首相補佐官に任命したのです。これは小泉さん自身の人間性ももしかしたら、証明しているのかもしれません。

 小泉さんのレイプ疑惑は昔から出ているうわさなので、確認できませんが、雑談日記がセックススキャンダルは気になると書かれて、きっこの日記を紹介されていました。若い時、スーパーフリーの和田被告のようなことをしていた、とあるのはどこまで信じられる話なのかどうかわかりませんが、山崎さんの元愛人の方が訴えておられるビデオを見た後だと、信じてしまいます。そこにいっしょに書いてある川崎タクシー株式会社に勤務実態がないのに、お給料をもらっていた疑惑は、どうなったのでしょうか?これが「人生いろいろ、会社もいろいろ」 と言ってごまかした案件でしたっけ?

 竹中大臣たちにIQの低い人扱いされている女性団体の方々、ぜひ、元愛人の方のせっぱつまった会見を見ていただきたいと思います。これでも小泉自民党を支持するのですか?と問いたいのです。

  
Posted by dke at 14:16Comments(7)TrackBack(7)

2005年08月28日

世に倦む日日

 ここのところ、朝、おきたら、世に倦む日日をのぞくのが日課になっています。昨日は、司馬遼太郎さんのことが書いてあり、世に棲む日日を読んでみようかな、と思いました。

 司馬遼太郎さんをテーマとしたHPも作っておられるということで、のぞくと、リンクの貼り付けのミスでしょうか?行きつけませんでした。それでも、貼ってあったリンクのアドレスで検索して、どうもここだろう、と思えるHPにたどり着き、ひとりで満足していたのですが、夕方、世に倦む日日をのぞくと、もう、ちゃんとリンクされていたので、私の勘違いかな?それとも、訂正されたのかな?

 以前、世に倦む日日に勇気を出してTBしてみたら、thessalonikeさんよりコメントをいただき、「今日は終戦記念日、私が尊敬する丸山真男先生がお亡くなりになられたのが、今からちょうど十年前、1995年の今日でした。」とありました。丸山真男という方を知らなかったので、検索してみると、市民のための丸山真男ホームページ というサイトが見つかりました。HPの作り方を見て、なんとなくthessalonikeさんの作られたものではないのかな?と思いましたが、司馬遼太郎さんのサイトの作り方も似ている気がします。(思い過ごしかな?)私には難しい内容ですが、少しずつ読んでみたいと思いました。たまたま内橋克人さんの本にあった 久野 収 という人の名前もありました。これまで、知らないことばかりで、とても新鮮です。

 吉田松蔭さんについては、山口県に生まれながら、あまりにも無知でしたが、まちづくり仲間に大好きな方がいて、その方の企画で一坂太郎さんの講演を聞く機会があり、少し興味を持ちました。また、一坂太郎さんのご案内で、昔の地図で萩を歩くという企画にも参加しました。徳山から萩の途中にある 須佐町歴史民俗資料館 で、松蔭さんの書簡も見たと思います。(一坂さんの説明をよく理解していなかったので、自信がありません。)永代家老 益田家の家系図をもとに受けた説明や禁門の変の責任をとらされて、切腹した三家老 益田親施、福原越後、国司信濃 の話を聞いてから、実際に萩の益田家等の前に立つと、切腹の時、自らの腸をぶち投げたという(げっ!)若い国司信濃(だったと思う)の無念さに思いをはせ、なんとなく涙が出てきそうでした。

 わぁ、記憶をたどって三家老の名前をネットで探したりするだけで時間がかかりました。少ない知識で文章を書くのは大変だ。このへんで、やめておきます。

 そういえば、「倦む」という漢字の読み方がわからなかったので、今日初めて、調べたら、「あぐむ」 でした。いつも 世に倦む日日 と入力するのに苦労していたので、すっきり!

(追記です。)「倦む」の読み方については、アジ演説で小泉自民党を検証してに訂正を書いていますので、そちらもお読みください。

  
Posted by dke at 15:47Comments(5)TrackBack(0)

2005年08月26日

朝まで生テレビ

 最近、本当に見なくなったのですが、今日は寝ないで、見たいと思います。

 今日のパネリストは、朝まで生テレビの公式HPに出ていますが、宮崎学さんのHPによると、平野貞夫さんも出られるそうです。平野さんのお話は、ビデオニュース・ドットコムでも聞けますが、まだ、私は聞いていませんでした。

 田原さんがあまり自分の意見を言わないで、パネリストにしゃべらせてほしいと思います。金子 勝さんも出られるようです。

 

  
Posted by dke at 20:39TrackBack(0)

ニセコ町長は民主党から

 先日、書いた郵政民営化反対のサイトは便利で、そこから最新ニュースをひろっていたら、「民主北海道が比例候補決定 逢坂ニセコ町長も」というニュースを見つけました。やっとまともな新しい候補のニュースを見た気がします。

 どこかの市長がこれまで仲良かった熊代議員の刺客として、自民党公認で立候補されるというニュースがありましたが、基本的に地方自治体の長が小泉自民党を支持するとは、私にはとても理解できなかったので、ニセコ町長は、まともな判断をされたとほっとしたところです。

  逢坂氏は同日夕、ニセコ町内で記者会見し「国政と地方自治の現場とのねじ れを、国政の場で埋めていきたい」と正式に出馬を表明、民主党を選んだ理由については「改革の多様性を持ち、自治の重要性を理解している」と説明した。

 と記事には書かれていました。私は、民主党支持というわけではありませんが、政権は交代すべきだと思います。権力は腐ると思いますので、長い間、同じ権力が続くことが問題だと思います。官僚や公務員批判が大きくなっていますが、その改革には、権力が交替することが、いちばんの早道だと思います。

 

  
Posted by dke at 09:21TrackBack(2)

2005年08月25日

小さな政府 と 大きな政府 って?

 昨日のブログで、小泉自民党は、使っている言葉の定義をすべき と書いて、言葉の意味を整理するときに役立つのが世に倦む日日と書きましたが、今日の更新では、さっそく大きな政府と小さな政府の意味を整理するのに役立ちそうな「 新自由主義の 「小さな政府」 は古代奴隷制への退行原理である」が書かれていました。

 経済学の本なんか読んだこともない私でしたが、以前、山崎康世さんが郵政民営化法案に関する特別委員会に参考人として出席された際の感想に、

  今回の参考人質疑で貴重だったのは、慶応大学で小泉首相にも教えられた加藤寛先生のご意見を一緒に聞けたことです。加藤先生は小泉さんの民営化信仰の師と申し上げてよい方です。先生は「公は弱ければ弱いほど良い。民がすべてになるような自由競争が理想だ」とまで言い切られました

 と書かれて、そのあとに、加藤先生は「経済はすべて民に任せればよい、国はせいぜいガードマンをやってくれ」という19世紀に全盛を誇った「夜警国家」とまで言われた自由主義経済を主張するイギリスの経済学者 である ピグーの信奉者であることや そのピグーを批判したのがケインズで、

 ケインズは、電話、自動車などで経済が統合され独占と投機が巨大化する20世紀経済では、民間の暴走は経済全体を破壊する。そのために、公による安全網を経済の中に作らなければ大恐慌から抜け出せないことを主張しました。ケインズが提唱した公と民の組合わせによる混合経済体制は、21世紀にいたる先進国の経済体制の基本になりました。

 と書かれていました。それを読んで、初めて経済学に興味を持ちました。でも、ケインズって人の名前だったのかぁ、というレベルなので、世に倦む日日は、とても勉強になります。経済学に興味をもったのは、内橋克人さんの本を読んでみたことも影響しています。もともと、あまり本を読むほうではなかった私ですが、これまでいろんなことを知らないまま、私は情報操作される側だったんだなぁ、と後悔することとなりました。

 内橋克人さんは、「もうひとつの日本は可能だ」という本で、哲学者・久野収 著の「神は細部に宿りたまう」という本に書かれている「少数派の抵抗運動は、これから多数派になる視点を象徴的に先取りする。いのちや生活において頂点同調主義ほど無力なものはない」という言葉を紹介されています。

 お昼休みが終わったので、仕事にもどりますが、今、内橋克人さんの講演会があれば聞きに行きたいなぁ、と思います。

  
Posted by dke at 13:11Comments(3)TrackBack(1)

2005年08月24日

小泉自民党は、使っている言葉の定義をすべき

 郵政・維持されるべきサービス水準をまず明らかにせよ と書かれているモジモジ君の日記を読みながら、小泉自民党は、郵政民営化の是非をこの選挙の争点とするなら、この度の郵政民営化関連法案について、具体的にわかりやすく国民に情報を与えるべきだと思いました。日本中の郵便局の中で、2兆円の基金を積んでまで維持されるべき局はどこなのか、実際の地名をあげてHP等により明確にしてほしいと思います。

 それから、まず判断させる前に 小泉自民党が使っている“言葉”の定義をはっきりすべきです。朝のみのもんたさんの番組でみのさんがしつこく言っています。郵政民営化に賛成だけど法案に反対なんて、おかしいよ、と。本当にそう思っているのか(それなら勉強不足もはなはだしいけれど)、わかっていて、反対派に攻撃しているのか、わかりませんが、ほとんどの国民は、テレビの影響もあり、ごまかされています。選挙情報専門サイトElectionのアンケートに寄せられた声を読むと、本当に多くの方が小泉さん流の“言葉”にだまされています。(この声が作られたものでなければ) 

 竹中大臣の口利き疑惑のスリード社が作成した企画資料にあるIQの低い層とされた主婦・子ども・シルバー層は、IQが低いことが問題なのではなく(本来、低いわけではないはずだけど)、こういう層に与えられている情報があまりにも少なく、わかりにくい、という点が問題なのです。これはマスコミを通じてしか国民に政策を知らせない今のシステムが悪いと思います。

 竹中大臣が以前、テレビで経済の専門家(TBSのみのもんたさんの番組に出られる元銀行マンの方)から 「判断できる情報が全然出されていない」、と言われて、「そんなことはありません。HPにすべて出されています。」と反論されていましたが、そもそも そういう姿勢こそ不親切なのです。見たい者だけみればいい、という、その姿勢が政治にたずさわる人間の態度でしょうか?学者の方相手ならいいけれど、データや数字が苦手だったり、インターネットの使えない情報弱者には不十分な説明です。そういう方々にこそ、ていねいな説明をすべきです。そういう目線の政治家ばかり増えるのかと、今の小泉自民党から送られた刺客候補を見ると絶望的になります。

 国民をごまかすための“短い言葉”ではなく、きちんと内容を定義された説明つきの言葉を使うべき。今、自民党が主張している郵政民営化の定義、自民党執行部の使う守旧派の定義、竹中大臣の使う小さな政府の定義、高市早苗さんの言う大きな政府(朝の番組で、それを推進する人が敵だというような主張をされていました。)の定義。それを明確にすることこそ、マスコミに求められる責務と思いますが、郵政民営化には賛成だけど、法案に反対なんて、わからない。と無責任に言いつづけているテレビのおごり。考えれば考えるほど、頭にきます!

 ちなみに、言葉の意味を整理するときに役立つ世に倦む日日さんには、人気ブログランキング1位を続けていただきたいと思います。最近、TBを大量にされるいやがらせ攻撃もあるように見受けますが、負けないでがんばっていただきたいと思います。郵政民営化反対論者はテレビに出よ − 金子勝はブログを作れに書かれている内容から情報を集めたのかな?と思えるようなサイトを見つけました。誰が作られているサイトなのか、よくわかりませんが、小泉自民党が進めようとしている国のあり方に不安を覚える人は、ネット上でもたくさんの情報を発信してほしいと思います。雑談日記には、宮台さんと神保さんのビデオニュース・ドットコムを見た人は、回りに知らせたり、自分のブログで知らせましょう。と書かれています。いつもテレビでは詳しい説明になると発言をきられる荒井広幸さんの話は、わかりやすいと思います。

  
Posted by dke at 10:05Comments(5)TrackBack(6)

2005年08月23日

テレビに出る人は、もっと勉強して!

 選挙関連の報道を求めて、テレビ局をめぐっていたら、フジテレビで地方で郵便局が重要な役割をはたしている例のビデオを見た後、専門家らしき人が「郵政民営化しても地方の郵便局はなくならないと法案に書いてあります。これだけのネットワークをなくすわけないですよね。電気もみんな地方へ行ってるんだから・・むしろ、民営化したら人はいなくなっても、ATMは残り、そのATMを通じて民間の銀行も参入できる。」というようなことを言われていました。え〜???郵便局のATMって、もう民間の銀行も入っていますよね。使ったこともないんでしょ?それに電気は、工事さえすれば、人が必要ないんだから、その後の維持管理費がかからないでしょ!いっしょにしないで!

 山崎養世さんと荒井広幸さんが緊急出版された「だまされるな!郵政民営化」を読んではじめて知りましたが、郵貯ATMは、民間金融機関の「官業の民業圧迫」論で、民間ATMネットワークとは隔絶されていたそうです。それをアメリカのシティバンクが日本上陸したいとのもくろみにより、全国約2万6000台ある郵貯ATMに目をつけ、郵便局を格好のパートナーとしたことにより、昨年末から日本の銀行もどんどん接続し、地銀やJA系バンクとのATM接続も今年1月末にすべて完了したそうです。

 最近、みょうに郵便局のATMは便利になったなぁ、と思っていましたが、最近の動きだったんですね。生命保険のカードも使えるし、クレジットカードも使えるし、遅くまで開いているし、民間銀行より便利だと思います。

 今日も、TBSのみのもんたさんはひどかったです。小林興起さんが郵政民営化には賛成だけど、法案には反対です。と言われたことに、「そんなわかりにくいことを言ってもだめ!」としつこく言っていましたが、じゃあ、どんな法案か知っているのか、と聞きたかったです。まるで民営化したら、350兆円のお金が民間にどんどん流れるような話をして、そんな間違った情報を国民に流していいのですか?佐藤ゆかりさんという野田聖子さんの刺客として登場した方、経済の専門家なのに、今回の法案がどんなにだめか、わかっているでしょうに。不思議。そこまでして、政界に入りたかったの?ってかんじです。

 昨日の夜は、夕食で ワイン通の方からいただいたワインを飲みすぎて、早々と寝てしまい、夜のニュースを見れませんでした。世に倦む日日にTBされていたので、のぞいてみた野良狸の巣には、ニュース23に出演していた小沢一郎さんは結構まともなことを言っていた、と書かれていました。見たかった〜。残念!

 そういえば、この野良狸さん、ライブドアのブログから撤退されたそうです。私もホリエモンさんのあまりにも情けない行動により、ライブドアのブログをやめたいな、と思ったひとりです。でも、ブログの使い方にまだまだ慣れないし、時間もないし、がまんしています。マスコミは何処まで地に墜ちたのだろうでは、「きっとこれは、「権力」と戦うことなのだと私は思う。」と書かれています。コメントのところで、マスコミと距離をおきたいのに、おけなくて、そんな自分を持て余してしまう、というようなことを書かれていますが、まったく同感です。 誰か、もっとマスコミの異常さを追及して!

 

 

  
Posted by dke at 09:43Comments(25)TrackBack(11)

2005年08月22日

小泉さん支持の候補者はこの国のあり方をどう考えているんだろう

 昨日、国家の罠の佐藤優さんとキツネ目の男?宮崎学さんの話を聞きに三省堂の神田本店に行ってきました。「表現者第二号発売記念トークイベンド」だったようですが、国家の罠を書いた方がどんな方か、見てみたかったのと、いつもHPの更新を楽しみにしている宮崎さんの話も聞いてみたかったので、わざわざ新幹線に乗って行ってみました。こんな時、徳山駅に新幹線が止まるのは本当に幸せだと思います。

 朝早い新幹線で、ばたばたと出掛けたので、カメラも持って行かず、せめてボイスレコーダーくらい持っていけば良かった、と悔やみました。けれど、佐藤さんのお話は、ほとんど、ジャパン・ハンドラーズのアルルの男・ヒロシさんがブログで佐藤さんの講演内容をまとめられているものと同じだったと思いますので、記憶をたどるのに助かりました。20日には講演会もこなしておられたのですね。

 ここに書かれてる内容以外では、はじめに鈴木宗男さんの応援に行くのかといううさわがあるのは、公務員なので、と否定され、外務省で、町村外相の刺客として出馬するのではないか、そこで何もかも暴露するのではないか、という噂が真剣に流れているらしい、と笑われていました。また、ホリエモンの出馬については、ライブドアの脱税問題が裏にあるのでは、と言われていると ブラックジャーナリストが電話を(頼まないのに)してくる、という笑い話でされていました。それから、オフレコという田原総一郎さんが出している雑誌に、国連常任理事国入りは、小泉さんに新しいホビーとして提供したんだ と外務省の幹部から田原さんが聞いたという記事をとりあげて、昔の小渕首相の時なら、出どこはどこかと徹底的に調べられただろう、今はゆるんでいる、ばかにされているんですよ、という話もありました。外交のあり方については、一言で言えば へたくそ、と。外務省は正解を知っているのだけど、わざとうその正解を首相に教えているのでは?それでなければ、あそこまで完璧にはずすのは難しいと言われていました。

 その他、この国のあり方というか、国体をどう考えるかという話で神皇正統記が良いテキストになるのでは?と言われていました。これに関する話はとてもおもしろかったと思います。ある種の いいかげんさ というものを大切にしたい、というような言い方で、いろんな考え方も認める国でありたいと言われたような気がします。それは愚行権を認める国であってほしい、という宮崎さんの言い方だったり、大窪さんの幸福追求権とは愚行権だと(何がその人にとっての幸福かは多様だということ)いう言い方だったりして、最終的に表現者という雑誌も出せる国であってほしいというような司会の富岡幸一郎さんの話でまとめられました。自分の考えと違うものは許せない、というような小泉型の政治とは真反対の考え方だと思えました。

 大窪さんの“新しい中世”論と1985年頃からの新自由主義にしようとした動きが国家という全体社会より部分社会への動きとなったというような説明に、佐藤さんが、話が空中論にならないために、とヨーロッパ型のリベラリズムかアメリカ型のリベラリズムでは大きく違うが、どちらですかとか、中世の定義とは?と聞かれたのは、興味深かったです。いずれにしても私の知識不足で、単語の意味や知らない人の話が多かったので、文章に残ることを期待したいと思います。ある程度は、表現者第2号に書かれてありましたが・・・

 2次会が新宿の檸檬屋というところであります、との案内があったのに、新幹線の最終が18時50分発だったので、参加できなくて残念でした。

 

 

  
Posted by dke at 10:04Comments(2)TrackBack(8)