2005年08月30日

郵政民営化について、真正面から論議して!

 人気ブログランキングの1位を保ち続けておられる世に倦む日日にTBしておくと、そこから見に来てくれる方が多くなったのか、いやなコメントをいただくことも多くなりました。そこで、

 「郵便局は法人税、事業税は払わないままでよいのですか?なぜ税金も払わずに民間の宅配業者や銀行より有利な条件で事業をつづけているのですか?この1点だけをとってしても民営化反対論者は対抗できないと思いますが」

と 郵便配達員 と名乗る方からコメントをいただいたので、以下のように答えました。

民営化すると必ず法人税を納められるのですか?赤字でも?
たしか、衆議院TVで質疑応答を見ていたとき、竹中さんが民営化しても600億円の赤字になると認められたと記憶しています。ネット上で探してみると、6月6日の共同通信のニュースで以下のように伝えられています。

竹中平蔵郵政民営化担当相は6日午後の衆院郵政民営化特別委員会で、民営化10年目の2017年3月期の郵便貯金銀行の最終損益(税引き前)が600億円の赤字になるとの試算を明らかにした。日本郵政公社のままなら同時期の郵便貯金事業は1383億円の黒字になるとの試算も合わせて示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050606-00000184-kyodo-pol

(続き)

郵政公社は、黒字分を国庫納付金として納めているそうですが、金利引下げによりあれだけ国民から銀行へ所得移転した上、税金を投入した民間銀行はどのくらい法人税を払えているのでしょうか?
早稲田大学の田村正勝教授は、HPで以下のように書かれています。

郵政職員の給与に税金が使われていない。郵政公社が5年間で、1兆円の国庫納付金を納め、これは全金融機関の10年分の法人税総額に相当する。さらに本来国庫が負担すべき年金部分を、現在は郵政公社が負担している。したがって民営化すれば、財政が改善されるのでなく、逆に悪化する。
http://www.waseda.jp/sem-masakatu/main.html

と書かれています。
 
以上、テレビに出る人は、もっと勉強して!と書いた日のブログのコメント欄をご紹介しましたが、コメントした後、間違っていないか不安になり、郵政民営化について本当に“理解したい。”という思いが強くなりました。私は民主党の人が郵政民営化は賛成だと言っているのを聞くと、なぜ、郵政公社ではいけないのか?と聞いてみたくなります。もちろん、改革すべきことは多いのだろうけれど、それは8月13日の世に倦む日日に書かれているとおりだと思います。
 
(以下、抜粋してみます。)
 
郵政改革については二年前に郵政公社法が成立施行されて、公社法に則って公社自らが経営改革を進めることになっている。言われているところの、東京駅前に中央郵便局の建物があるから交通渋滞の原因になっているとか、特定郵便局の世襲制の問題とかは、現行の公社法の枠内で改革を進めて行けばよい話であって、何も無理に郵政民営化法まで持ち出す必要のある問題ではない。事業内容の拡大や変更については、四年間の郵政公社の経営実績と業務改善を見て、そこで判断すればよい問題であった。
(抜粋おわり)
 
 今日の世に倦む日日は、郵政民営化とは本当は何なのか と書かれていますが、民主党ほか小泉自民党に反対するところは、もしかしたら、この点を真正面から議論するのが良いのではないかと、最近、テレビを見ながらよく思っていました。小泉さんの 郵政民営化是か非か を争点とする、との主張に逃げないで、まっとうに(国民新党の方々がよく使われる)論戦をはった方が国民のためになるのではないでしょうか?私たち女性をはじめ、IQの低い人扱いされている層も中身をきちんと知れば、小泉さんに賛成するとは到底思えないのです。
 
 ホリエモンのことも書いてみたかったのですが、お昼休みが終わってしまったので、またにします。ホリエモンは、地元の西京銀行といっしょにライブドア銀行を作り、現在、認可を申請中と聞きます。西京銀行の頭取さんとお話しする機会があり、順調に進んでいます。とのことでした。
  

Posted by dke at 13:28Comments(8)TrackBack(6)

2005年07月19日

片山虎之助さんたちが説得すべきは・・

 「国家の罠」を読んでから、なぜか鈴木宗男さんのブログを読んでしまうのですが、郵政民営化関連で、
 
 16日の東京新聞2面の囲み記事で、鴻池祥肇参院議員はホームページで片山虎之助参院議員を「郵政公社を作って改革を始めた初代総務相、今、民営化の必要があるのかと言っていた人」「おれも民営化反対だけど、このさい賛成しておこう君も頼む、これ説得力ありませんよ」と攻撃したと書かれている。とってもわかりやすく、片山氏の反論を聞きたいものである。片山氏は岡山県笠岡市内での講演で「解散したら自民党は分裂選挙になる。自民党は負けて野党に転落する。そうなっていいのか。」と、語っているがそこまで心配するなら、何もあわてて法案成立をはかる必要があるのか、と問いたい。
 
と書かれていました。そういえば、日曜日のサンデープロジェクトだったかな、片山虎之助さんが出られていましたが、2(3?)年前、郵政公社にする法案を可決した時に総務大臣だった片山さんの考えを聞かれて、やはり郵政公社の4年の成果を見ずに民営化することに疑問をもたれているようなお返事をされました。そんな方が立場上とはいえ、小泉さんのあの性格だからしょうがない、このままだと分裂選挙になる、今は郵政民営化に賛成しておけば良い、というのはおかしいです。片山さんたちが説得すべきは、否決されたら解散だと言っている小泉首相の方ではないのかと思ったのでした。
 否決されたら解散に賛成の人が多かったという世論調査の結果が発表されていましたが、これは小泉首相の考えに“賛成”なのではなくて、そんなごちゃごちゃするくらいなら解散したほうがいい。もう首相もかわって!というような“賛成”ではないかと思いました。世論調査も聞き方次第で結果が違うし、それを伝えるTVも解説次第で意味がかわってくるものだと思ったのでした。
  
Posted by dke at 08:54Comments(34)TrackBack(0)

2005年07月12日

山崎養世さんの「どこに行く郵政民営化」を読んで

 わずか5票差で郵政民営化法案が衆議院で可決してから、この方の意見が聞いてみたい!と思い続けて、HPを毎日のぞいていましたが、やっと、今日『山崎通信』が届きました。友達に郵政民営化法案に反対なんだと伝えても、今ひとつ論理性に欠ける私の話。自分で自分にいらいらしていましたが、山崎さんの意見は、単なる反対ではなく、対案も示していて、説得力があります。
 私と同年代の山崎さんが、そのHPで“皇太子・百恵世代”のわたしたちにできることは?と題されて書かれている内容には、とっても賛同しました。そこには
 
“不条理な社会のシステムには、おかしいとはっきり声を上げること”
“自分の保身のためではなく、公=おおやけのために果敢に行動すること”
“他人に依存しないで、自主・独立の信念をもって、地域や職場をひとつひとつ改善すること”
ではないでしょうか。このことは、こころあるみなさんなら、既に気づいていることであり、“そうしたいんだが、いまひとつ、ふんぎりがつかなくってね”といった気分が世の中を支配しています。
 
と書かれています。山崎さんの主張されている金融のお話は、ふつ〜の私たちには遠い話のように感じますが、書かれている内容を読むと、とっても人間の暖かさのようなものを感じ、こういう方が政治の場で活躍してもらいたいとつくづく思います。
 昨年、市民の署名により周南市議会の解散が決まった時、新聞社に感想を聞かれて、とっさに出た言葉も「おかしいことにはおかしいと声をあげればいいんだ。」でした。もっと気のきいたことでも言えればいいのに、と情けなく思っていましたが、後日、山崎さんのHPで上の文章を読んで、私が言ったことと同じようなことが書いてあり、とっても感動しました。やっぱり同年代だからかな?ほんとにちょっとしたことで世の中を支配しているこの気分は変えられるはず、と信じているけれど、日々の仕事に追いかけられて、そんなこと、考えている場合じゃない、お金がない!時間がない!と、あっという間に1日が終わります・・・。
 
 それでも、ここのところの郵政民営化法案については、いろんなことを考えさせられました。テレビに出る評論家の方にはやはり郵政民営化に賛成だという方が多い中、どうしても小さい政府や民営化や規制緩和と叫んでいる方が古くさく感じてしまい、以前も書きましたが、そんなに好きではなかった野田聖子さんの10年後の国のあり方に対する考え方の方が新しいカンジがしてしまうのです。その後、たまたま、NHKのクローズアップ現代を見そこなって、内橋克人さんの本を読みましたが、その思いは強くなりました。
 山崎さんは、郵政民営化に関する特別委員会に出席された際の感想にピグーのことやケインズのことを書かれていましたが、内橋克人さんは、ミルトン・フリードマンのことを書かれていました。経済学なんて勉強したこともない私にはとても新鮮な話でしたが、経済学を学んだ友達からすると、何をいまさらというところでしょう。今まであまり本を読むことのなかった私ですが、国のあり方にも、いろんな経済学者の考え方が影響を与えていると思うと、もっと勉強してみたい気がしてきます。
 5票差だった日からたくさんHPを更新されている森田実さんの書かれていた関岡英之著「拒否できない日本」も読んでみたいです。郵政民営化や経済学やアメリカ政府の年次改革要望書や、毎日の生活には何ら関係しないことだけど、なんだかもっともっと知りたいと思うのです。そして、これからの国のあり方や私たちの暮らすこのまちのあり方について、もっともっと考えたいと思います。
  
Posted by dke at 23:10TrackBack(1)

2005年07月02日

郵便局の民営化には反対だと紺谷典子さんが・・

衆議院TVをのぞいてみると、郵政民営化に関する特別委員会で紺屋典子さんが思いっきり政府の批判をされていました。参考人として出席されているのでしょうか?これはすごい!おもしろすぎる!よく言った!ってかんじ。
仕事中なので、また、夜書こうっと。
 
と昨日(1日)、書きましたが、紺谷典子さんの字が間違っていたので、削除しました。で、あらためて衆議院TVを見てみたら・・・、紺谷さんの話はとってもわかりやすいし、痛快でした。
 
ちょっと抜粋すると・・・
論点がどんどん変わっている。そもそも論が忘れられている。常にそもそも論にたちかえるべき。なぜなら改革というものはすべて国民のため、国のためでなければならない。権力者の個人的な好みで変わっていいとは思わない。民営化の目的がくるくる変わっている。これは不思議。当初は財投改革と言われていた。特殊法人が非効率といわれるのなら、なぜ、特殊法人を直接改革されないのですか?

財投改革で入口論というのを言われる。入口を閉ざすといわれているが、小泉首相の言われることは論理的ではない、なぜなら入口はもう1つあるからです。それは年金の積立金です。年金の民営化は言われない。これには手をつけず、郵政民営化ばかり言われる。何らかの理由によりどうしても郵政の民営化をやりたいというのは他の目的があるとしか思えない。

財投というのは、たとえ問題はあるにしても、全部やめるべきものなのでしょうか?その公的需要はどうなったんでしょうか。それを議論するべきではないか。そういうことを一切やっていない。そもそも郵貯、簡保の350兆円が肥大と言われるが、何をもって肥大と言われるのか。民間の銀行と比べて大きいというのはおかしい。公的機関である郵便局であるということを忘れられている。国の資金需要と比べてどうかという観点で考えるべき。

銀行は不安だと政府が必要以上に国民の金融不安をかきたてて、そういう金融不安のある中で、やっぱり同じ1千万円の補償といえども、なぜ、国民が公的機関に預けるのか(を考え)、政府は反省すべきです。金融大臣は反省すべきです。そもそも財投をいいかげんに運営してきたのは、総務省ですか?郵政省ですか?違いますね。財務省です。財務省の理財局ではないのですか?そこがさまざまな特殊法人に配ってきた。そして、他省庁の特殊法人にまで財務省の天下り先を増やしてきた。予算だけでなく、財投資金まで使って自分たちの権限を広げてきた。

財投資金がある程度必要となった場合、公的資金の資金調達をどうするかという視点も重要。残念ながら日本では証券というのは好まれない。そういう中で国債を個人が持つというのは他国に比べても低い。まだ60年前の国債が紙切れ1枚になったことが記憶に残っている国民も多い。国債が暴落するかもしれない、と国が必要以上に金融不安をあおって誰が国債なんか持つでしょうか?そういう国民の中にあって、郵便貯金というのは出し入れ自由な貯金というかたちをとった第二の国債だと考えられると思います。国がお金を調達するのに、どれだけコストをかけないでやるかという観点も忘れてはいけないと思います。・・今現在ある24700のの郵便局をもっと活用するべき。せっかくある財産をばらばらにして、解体して、価値をなくすような改革が国民のためになるとは到底思えない。
 
小泉首相のおっしゃってきたのは、官から民へ、中央から地方へ、ですが、官から民へ、中央から地方へ移動してきたのは、今のところ、痛みだけです。
 
・・・・なかなか過激に話されていましたが、テレビや新聞ではとりあげられていないようです。なぜでしょう。ちょっと前のテレビなら、よろこんで、おもしろがってとりあげたはず。最近のテレビは、郵政民営化のことはなるべくとりあげたくないように思えてしまいます。
世論調査にあるように、郵政民営化についての国民の関心は低いはずです。マスコミが報道しないのですから。
どうにかできないのでしょうか?私たちには何も手をだせない問題なのでしょうか?
 
  
Posted by dke at 22:32Comments(0)TrackBack(26)

2005年06月24日

郵政民営化法案はIQの低い人向けにアピール?

 昨日の朝のTBSの朝ズバ!に出ていた原口議員が暴露したニュースが大きく取り扱われるかどうかで、この国がまともかどうかがわかると思ってていましたが、そんなニュースは出ましたか?
 竹中大臣の秘書官の知り合いの会社(できたばっかりの会社?)が郵政民営化の広報チラシを随意契約により受注し、入札ではなく随意契約である理由づけのために、契約日付を実際の1月から年末の12月に変えるという(忙しかったからという理由を作るために)大問題なできごとがあったらしいのですが、これは大問題になりますよ、といっしょに出ていたコメンテーターが言ったら、もっと大問題があるんですよ、と原口議員がだしたものは、その会社(だったかな?)が作っていた郵政民営化を通すための戦略に、IQの高い人は郵政民営化法案に反対するので、IQの低い人(例として主婦とか高齢者となっていた。)を対象者として賛成者を増やすような広報戦略とする、というもので、それが採用されている。というものでした。
 これはひどすぎる。原口議員は今日(昨日の発言)の国会で取り上げられる、と言われていましたが、どうだったのでしょうか?そんなニュースはありましたか?昨日はドラマが最終回でどこも長くやっていて、ニュースが時間どおりでありませんでした。また、トップニュースが弟が兄を刺す、というようなニュースだったので、心が受付けず、すぐにチャンネルを変えてしまいました。ネット上のニュースでも大きく出ていませんが・・・
 ちょっと見回すと、天木さんのメディア裏読みには書いてありました。森田実さんのHPにはまだ取り上げられていませんでした。衆議院TVもまだ見ていません。原口さんのHPにもありませんでした。なぜ、大きくとりあげられないのかな?
 このニュースのゆくえ、誰か教えて。
  
Posted by dke at 06:15TrackBack(0)

2005年06月15日

郵政民営化には反対です。

 郵政民営化反対のデモが女性たちによって行われたというニュースを見て、私も参加したい!と思ったら、特定郵便局の奥さんたちだというので、世論づくりには逆効果じゃん、と思ってしまいました。一生懸命にやっておられる方々、ごめんなさい!
 6月7日に山崎養世さんが衆議院郵政民営化に関する特別委員会に参考人として出席されるということで、TV中継を楽しみにしていたら、TVは参議院の中継をしていたので、仕方なく衆議院TVで見ました。小泉さんは参議院の方へ出られていたので、残念ですが、まったく山崎さんのご意見に賛成です。どうして、国はこういうすばらしい人の意見を聞かないのでしょうか?岩国哲人さんの質問も面白かったです。郵便貯金株式会社でもらえるのは、貯金通帳でしょうか、預金通帳でしょうか?こういう国会中継を夜のニュースでもっととりあげてもらいたいものです。
 岩国哲人さんは、公のあるべき姿を理解した官(そういう表現だったと思う)は、本当によく働く、とデパート等で開けているので1日も休まない出雲市役所のことを例にあげられて、言われていました。それは民間の雑誌(?)に民間会社といっしょによく働くところとしてとりあげられたので、ウソではないそうです。それこそ役に立つところ、役所です。と言われていました。
 こういう国会でのやりとりをもっともっとニュース等でとりあげて、小泉さんの答弁がどんなに不誠実で同じことのくりかえしで、話のすりかえかを全国民に知らせるべきだと思います。税金で払われているわけではなく、郵政公社でまわっている職員のお給料や年金。国民に負担をかけずに、いざという時の安心感を得られる。それは、国民の財産でしょう。民営化したら国民の財産ではなくなります。民間企業なんですから。民営化をして国民にどんな利益があるのですか?という質問にも、国民はもともと見えない負担をしている(民間なら払う税金を公社が納めていないからだって)との竹中さんの答弁はなっとくいきません。竹中さん自身が認めた民営化した場合の2016年度、条件によっては600億円の赤字となる試算。それなら当然法人税など納められません。それがもっとも問題であった財投へのお金も19年度からまわせないように決まっているというのに、どうして無理して民営化して、もしかしたら赤字になるかもしれないようなリスクを選ばなきゃならないのでしょうか?(詳しくないので表現がおかしい?財投のことは最近言われているので、もっともっとわかりやすくとりあげてほしい。)
 
 あ〜あ、なぜ私は必死でひとりでこんなことを書いているんだろう。先日、遠方から帰ってきた私よりかなり若い後輩2人と話していたら、郵政民営化に賛成だと言うので、こういう国会の議論を聞いているのか、と情けなくなり、でも、理論的にちゃんと説明できない私が情けなく、くやしかったので、国会中継を見てから考えてみて、とせめて言いたいのかも・・・
 
  
Posted by dke at 23:36TrackBack(2)